“練習する”と“楽器を弾く”こと
千葉県市川市のギター/ウクレレと作曲の音楽教室
SJRギタースクールでございます。
早いものでもう10月ですね。
先月の雨の多さにかかわらず、未だ台風。
スカッ!と晴れてほしいです。
さてさて、
今回は少し真面目な話。
最近、うまくならないなー。と伸び悩んでる方。
へ少しでもアドバイスになればと思います。
先日、こんな質問がありました。
生徒:先生練習ってどのくらいやってたんですか??
自分の場合、10代後半から20代前半の学生の頃はたぶん、
1日12時間~15時間位は弾いていたでしょうか。
今と違って楽器を弾く時間だけは、あったので。
しかし、しばらくしてある日、“ふ”と気づいた事が一つあります。
“弾いていた”
ここがポイントです。
それは
・・
・・・・
・・・・・・
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・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
“練習する”と“楽器を弾く”は違う!
ということ。
やみくもに、1日12時間弾いていた自分、、
もっと効率よく時間を使っていればーーー!!
そんな事思ったりしてますが(笑)
“練習する”は、
今、自分が出来ないことを出来る様にする為のものです。
これは、課題を持つ必要があります。
・同じテンポをキープして弾く様にする。
・指を浮かさずに弾く様にする。
・とあるアルペジオのパターンを身につける。
・コードチェンジを素早く出来る様にする。
・コードトーンのみで曲を弾ける様にする。
・五線譜で読める様にする。
等々・・・
自分で1つの課題を持って取り組み、出来る様にします。
“練習する”とはこの事をいいます。
きっと、すぐに出来ない課題の方が多いかもしれません。
がコツコツとやれば、必ず出来る様になります。
ここで、練習する上で重要なのが、
“考えながら取り組む”
という事です。
自分の問題点を洗い出し
どうすれば出来る様になるか。を考えながら練習を行う。
という事です。
例えば、速いフレーズがなかなか弾ける様にならない。
という場合、
・フレーズを完全に覚えてみてはどうだろう。⇒覚えてなかったら覚えてみる。
・指の使い方はまちがってないか。⇒他の運指で弾いてみてはどうだろう
・指に無駄な力は入ってないか。⇒脱力を確認。(※指や腕だけでなく頭から足の身体全身、楽器をもつ姿勢)
・指がばたついていないか。⇒バタついていれば、ゆっくりとバタつかないスピードから始めてみる。
等々、冷静に判断していきます。
ここがポイントなのですが、この考えながら弾かないと、
漠然とした練習になりがちで課題クリアまで時間がかかったりします。
これが“練習をする”ときのポイントです。
また、既に出来る事を行うことは、“練習する”とはいいません。
“楽器を弾く”という行為です。
これは、上達するには“練習する”よりも時間は遥かにかかります。
しかし、ずっと“練習をする”では、
気が滅入ってしまいますのでこの
“楽器を弾く”
ということも、少なからず必要だったりします。
何も考えずに、好きな曲を好きな様に弾く。
という事です。
TV見ながらもできますね。
“練習する”と“楽器を弾く”
この2つのバランスが重要ですね。
決して、長い時間弾けばよい訳ではないですね。
限りある時間の中で、いかに考えながら“練習する”か
これが、とても重要なポイントだったりしますね。
自分の場合、
教えるという立場上、自分自身をできる限り、
“客観視”したりしてます。
要は、自分が自分の生徒だったら・・・・ですね(笑)
あ、姿見でも買ってこようか。
実は、最近そんな事考えたりしてます
さて、練習するか、
いやいや、今日は楽器弾こうっと(笑)
SJRギタースクールでは
上達に役立つ為の“アドバイス”
いたします。
現在、ギター/ウクレレ/作曲無料体験レッスン実施中
http://www.sjr-guitar.com
2016.10.04 | コメント(2) | 初心者ギタリスト
