練習メニューで上手くなるスピードが違う
千葉県市川市のギターウクレレと作曲の音楽教室
SJRギター/ウクレレスクールでございます。
もう、7月下旬、気づくとあっという間。
最近、空き時間に楽器のメンテナンスをちょこちょことやってます。
楽器/アンプ/エフェクター等のくすんだ金属パーツを磨き上げたり、
緩んでるネジとか締め上げたり。
特にアコギやウクレレ等は、湿気で音が重くなっているやつを
ジャジャカと鳴らしたり。
普段、見過ごしてしまいがちな部分を点検するだけで、
楽器により愛着が出てきますね。
さて、先日こんな話がありました。
生徒:「最近、中々上達している気がしないんですよね、
練習の仕方がおかしいんでしょうか?」
練習をしているんだけど、中々上手くならない。
よく聞きますね、そんなお話。
そんな時って、大抵、
・自分で上手くなってるのが分からない
・練習メニューが悪く、自分が思っている方向とは違う方向に進んで、上手くなってない。
(違う側面からは上手くなっていたりするんですが)
割とこの2択だったりします。
話を聞くと、どうやら、自分なりの1日の練習メニューがあり、それをやっているとの事。
どんな練習メニューかを聞くと、、、
マジか!!!
ビックリしました!!
どんな内容かというと、
1)ドレミ~などのスケール練習
2)今までレッスンで渡した練習曲を全て弾く(20Pくらい)
3)ブルースのソロアレンジ曲6~7曲を弾く
4)今まで覚えて弾ける曲(14~15曲)を全部弾く
5)教則本の最初のページから最近の部分まで(約20ページくらいまでを全部弾く)
6)今取り組んでいる新しい課題曲の練習をする。
トータル3~4時間のメニューでした。
しかも、会社終わって自宅で夜に練習するので、
全て弾き終わるのが、朝方3時とか4時までかかってしまう。
最終的には眠くなりながら弾くので効率が悪い、、
ハイ、昔の自分の話を聞いている様でした。
学生時代にこれと似た練習を数年していた事があります。
その時は、12時間/1日 とか平気で弾いていました。
自分の経験上、この練習をした結果
分かったことは、、、
効率が悪い!+身体への負担が大きい!
結果、上手くなってるか分からない。です。
この質問された生徒の場合、
まず、
“練習をする目的が何なのか?を、クリアにしたほうがいい”
というアドバイスをしました。
スケールを覚えたいのか、弾ける曲の完成度を高めたいのか、
新しい曲を覚えたいのか、作曲したいのか。
誰しも練習時間は限られているので、目的を決めて
メニューを組み立てると効率的です。
なので、この方の練習メニューはこうなりました。1)ドレミ~などのスケール練習を弾く・・・中止!!今の所はやらない。2)今までレッスンで渡した練習曲を全て弾く(10Pくらい)・・中止!!今の所はやらない
3)ブルースの練習曲6~7曲を弾く
4)今まで覚えて弾ける曲(14~15曲)を全部弾く
3)と4)合わせて5~6くらいに絞る。これは完成度を上げる練習。5)教則本の最初のページから最近の部分まで(約20ページくらいまでを全部弾く)
基本的に中止!!やっても最近の新しいテクニックを覚えるところのみにする。
6)今取り組んでいる新しい課題曲のソロアレンジと弾ける様にする
このソロアレンジと弾ける為の練習をメインにする!
です。
はい、短期集中型の練習メニューになりました。
実際は、それぞれの項目を練習する上で
細かく“意識するポイント”があったりします。
しかし、これで朝方まで練習をしなくてもよくなりました。
しかし、この先ずっとこのままでいい訳ではありません。
その時々によって練習メニューは変わります。
社会人の方等は、学生の様に何時間も練習時間はとれないでしょう。
自分も学生時代は12時間とか練習できましたが、
今は、さすがに難しいです。
重要なことは、自分を客観視してメニューを作る事でしょう。
さぁ、皆さんも短い時間で上手くなる練習メニューを作りましょう!
SJRギター/ウクレレスクールでは
講師の経験に基づき、一人ひとりのレベルに合わせたレッスン内容、
練習メニューを組み立てます。
対面レッスン以外にも、オンラインレッスンも行っております。
現在、ギター/ウクレレ/作曲無料体験レッスン実施中
http://www.sjr-guitar.com
2020.07.26 | コメント(0) | 初心者ギタリスト
