難しい箇所を弾ける様にするとき!
千葉県市川市のギターウクレレと作曲の音楽教室
SJRギター/ウクレレスクールでございます。
少し日が落ちるのが遅くなってきましたが、
まだまだ寒い日が続いています。
早く暖かくなって欲しいです。
さてさて、先日のレッスンでこんなやりとりがありました。
生徒:「この曲のここが難しくて弾けないんです」
自分:「どれどれ、じゃぁ、1度弾いてみてごらん」
その後、生徒は何度か難しいという部分を弾いたのですが、
途中で引っかかってしまいます。
そんな経験、ギター/ウクレレを弾いている人であれば、
誰しもある道ですね。
こういう事って楽器に限ったことではありませんね。
しかし、生徒が演奏をしている姿をみて
気づいたことがありました。
左手の指使いが、弾くたびに違う。
という事です。
これでは、中々指が覚えられません。
難しいなぁ、という箇所を弾ける様にするには、幾つかの方法があります。
これも人によってバラバラです。
が、今回、効果的な方法を紹介したいと思います。
まずは、弾ける。という事を理解してみましょう。
1)左手が確実に弦を押さえられる。
2)右手が弦を間違えずに確実に弾くことができる。
3)リズムにノッて弾ける。
4)イメージした音を出す事ができる(強弱・抑揚等・・)
大体、この4つが出来て、弾ける。という事ですね。
ということは、、、
この4つを出来る様にすればいい。という事ですね。
いきなり全部を同時には難しいので、一つずつ段階をふんでいくといいでしょう。
1)フレーズを覚えること
これは、楽器を弾かずに難しいという場所を歌える様にすることです。
歌える様になれば、音程・リズムがどういう風になっているか。を理解する事ができます。
2)左手の動きだけを中心に覚えること。
歌える様になれば、左手の指の動きをゆっくりと確実に覚えていきます。右手は使いません。
この時にスムースに動ける指使いで、頭の中で音を歌いながら動かすといいでしょう。
3)反復練習!!
回数は人によりますが、左手のみを100回、200回、、1000回でもいいです。
しっくり来るまで何度も何度も反復練習します。
4)右手を使います。
左手の運指がなれたところで今度は右手を使います。
ピックを使う場合は、弦をどちら側に弾くか、ダウン?アップ?スムースに弾けるパターンを意識して決めます。
これも、左手の運指と同じで、毎回違うと中々覚えてくれません。
同じパターンで何度も弾き込みます。
5)難しい箇所の少し手前から流れで弾き込む。
難しい場所がある程度慣れてきたら、
次はその1、2小節手前から流れで弾いていきます。
これは、テンポに合わせて弾きましょう。
色々な方法がありますが、
迷ったらまずはこの手順でやってみるのがオススメです。
あとは全体での注意点ですが、
リズムを意識する
これは物凄く重要です。殆どの曲は、一定の時間の流れで演奏されます。
身体でメトロノームの様に一定のテンポをとりながら弾いていきましょう。
まずはできる速さから、本当のテンポの半分以下でも構いません。
スピードは慣れてきたら自然と上がっています。
慣れてきたらきっと、オリジナルよりも早いテンポで弾いている事もあるでしょう(笑)
あ、音楽的であるという事を忘れずに・・・
千里の道も1歩からですね(笑)
SJRギター/ウクレレスクールでは
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2018.02.23 | コメント(0) | 初心者ギタリスト
