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重心移動のテクニック練習フレーズ

千葉県市川市のギターウクレレと作曲の音楽教室

SJRギター/ウクレレスクールでございます。




少しずつ暑くなってきましたね。

夏はもうそこ!でしょうか。




そういえば、先日、ある生徒が

「やっと、俺の季節がきた!!」

と言っていました。

この方、真夏でもエアコンいらず。

だそうです(笑) タフです。





さてさて、前回のブログの続きです。

前回、“重心移動”のお話をしました。

この重心移動はコードを素早くチェンジする時や、

指に力を入れたくない時(疲れたくない時!?)

に非常に効果的です。




素早くポジションを変える事のできる人は、

これを自然に行っています。




そんな“重心移動”を上達させる為のトレーニングを

今回、幾つか紹介したいと思います。




これは実際のレッスンでも行ったりしているのですが、

こんな感じで行います。


EX1 人差し指と中指を使った重心移動



重心移動その1

最初の2音を

・人差し指 1弦の3f
・中指   2弦の4f

を押さえて音を鳴らします。
IMG_0671.jpg




次の2音は、それぞれの押さえるフレットはそのままで、押さえる弦を入れ替えます。

・人差し指 2弦の3f
・中指    1弦の4f
IMG_0673.jpg

こんな感じです。


押さえる弦を入れ替える。

という事ですね。


続いては、これに薬指を足して行います。




EX2 人差し指、中指、薬指を使った重心移動



重心移動その2


・人差し指 1弦の3f
・中指    2弦の4f
・薬指     3弦の5f
IMG_0674.jpg



その後、押さえる弦を替えます。

・人差し指 3弦の3f
・中指    2弦の4f
・薬指    1弦の5f
IMG_0675.jpg

中指を支点にして、人差し指、薬指を入れ替えるようにすると上手く移動できます。





続いて、最後に小指を足します。

EX3,人差し指、中指、薬指、小指を使った重心移動

重心移動その3



・人差し指 1弦の3f
・中指    2弦の4f
・薬指    3弦の5f
・小指    4弦の6f
IMG_0676.jpg


これを逆にして。。。

・人差し指 4弦の3f
・中指    3弦の4f
・薬指    2弦の5f
・小指    1弦の6f
IMG_0678.jpg


こんな感じですね。


この3つのエクササイズのポイントは、

腕や肘の位置を動かして、手首の位置を変えて、押さえる指の位置を変える。

という事です。



なので、あまり大げさに動かす事はありませんが、

肘→腕→手首→指

という動かし方をまずは少しだけ意識してみるといいでしょう。




重心移動に慣れてくると楽にポジション移動ができ、

なによりも、指への負担を他の場所に分散できるので

長時間、演奏しても疲れにくくなります(笑)



SJRギター/ウクレレスクールでは

実戦で生きる、効果的なトレーニングをレクチャーします。

現在、ギター/ウクレレ/作曲無料体験レッスン実施中
http://www.sjr-guitar.com

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2017.05.24 | コメント(0) | 初心者ギタリスト

指の何処で弦を押さえる? 重心移動が重要です。

千葉県市川市のギターウクレレと作曲の音楽教室

SJRギター/ウクレレスクールでございます。



ようやく暖かくなってきたかな。

と思いきや、寒くなったり、

まだまだ、夏は遠いですね。



先日、教室近くのいつも行く自販機で

“ホット”のコーヒーを買おうかとしたのですが

全て、“冷たい”に変わっていました。

夏でも“ホット”を好む自分としては、切ないですね(笑)



この時期気温の変化が激しいので

体調管理には気をつけましょう。





さてさて、前回は指をバラバラに動かす。

薬指・小指を動かす為の練習方法を紹介しましたが、



今回は

“指先の押さえる場所”

はたまた、手の

“重心移動”

を少し話しをしたい。と思います。




まず、弦はどこで押さえるのか??

という事ですが、一般的によく言われるのが、


“弦は指先で押さえましょう”

だったりします。

これは、教則本等でもよく書かれている場合があったりします。




しかし、漠然と、


“指先”といっても、親指側だったり、小指側だったり、

はたまた、指先ではなく指の側面だったり案外広いものです。




人それぞれ、手の大きさ、腕・指の長さが違い、

何を弾くのかによって、押さえる指先の場所が変わったりする場合が殆どです。




楽に無駄なく弾く人は、

無意識で、弦を押さえる指先の場所を変えています。

IMG_0659.jpg


IMG_0658.jpg


IMG_0660.jpg

こんな感じですね。

中心部分を使ったり、側面を使ったりです。




しかし、初心者の方で多く見受けられるのが、

指の先端で押さえなきゃ

という事にこだわってしまいます。



すると、窮屈な体勢で無駄な力が入ったり、

指が届かなかったりしてしまいます。




では、ここで、

どうやって指先の位置をかえるのか?ですが、

重要になってくるのが


弦を押さえる手の


“重心移動”です。


これは、弦を押さえるときに、人指し指側、もしくは小指側のどちらに重心をもってくるのか。

という事です。




この“重心”を変える事によって、格段と弾きやすくなります。

こんな感じですね。

IMG_0654.jpg

IMG_0644.jpg

分かるでしょうか?

上の2つでは、手の甲の角度が違いますね。


人指し指側に重心がある場合、

・小指の付け根はネックから遠くなります。


小指側に重心がある場合、

・小指の付け根はネックに近くなります。



この手の甲の角度を変えることによって、

押さえる指先の位置を変えたりします。




また、メロディ等の単音を弾く場合も、手の重心を意識すると

小指・薬指などが弾きやすくなります。




例えば、小指から人指し指に向かうフレーズがあるとして、、、

IMG_0663.jpg

IMG_0665.jpg


上みたいに弾くのか、

それとも・・・・

IMG_0663.jpg

IMG_0668.jpg

この様に弾くか。

2つを比べると、小指の弦からの距離が明らかに違いますね。



この後に小指を使って弾くとなると、、

どちらがすぐに弦を押さえられるのか。

言うまでもありません。



この“重心移動”

とても重要だったりします。



これを上手く使って弾くと、

無駄な力を使わずに、楽に素早く弦を押さえることができますね。


上手い人はこの移動を無意識に上手に使っています。



上手く指が動かないな、とか、もっと早く指を動かしたい!

コードを綺麗に鳴らしたい!

とか、、

そんな方は、この移動をちょっと意識してみては如何でしょう???




次回は、この重心移動を行う為のトレーニング方法を解説したいと思います。



SJRギター/ウクレレスクールでは

実戦で生きる、効果的なトレーニングをレクチャーします。

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2017.05.10 | コメント(0) | 初心者ギタリスト

今回は指を独立させる!

千葉県市川市のギターウクレレと作曲の音楽教室

SJRギター/ウクレレスクールでございます。




2017GW突入ですね。

皆さん、如何お過ごしでしょう??

長い人は9連休!!みたいですね。



教室は、9連休とはいきませんが、

今年は、何日かレッスンをお休み頂いたりします。


なので、その間、普段あまりできないことをしようかと企んでいます(笑)





さてさて、前々回は指の練習!を解説したのですが、

“今回は指を独立させる!応用編”

と題して、解説していきたい。と思います。




実はこの内容、割と最近レッスンでも取り上げることが

多い内容だったりするのですが、



ざっくりですが、お話していきたいと思います。




さて、楽器を弾く為には、

左手の指をバラバラに動かす必要があったりしますね。



割と、人指し指、中指あたりは動きやすいのですが

薬指、小指が動きにくかったりします。




この薬指・小指が上手く独立して動くようになると

メロディーを弾く時、コードを押さえる時など、

色々と楽に弾ける様になっていきます。




この

「薬指・小指が動きずらい」という生徒をみていて

気づいたのですが、



手の大きさ、腕の長さ、フォーム等で個人差もあったりはしますが、

1)小指のみが苦手タイプ

2)薬指のみが苦手なタイプ

3)中指から小指の動かしが苦手タイプ

4)薬指から小指が苦手タイプ


大体この4パターンのいずれかに当てはまったりします。




上記のタイプ毎に

それぞれ効果的なトレーニングパターンがあるのですが、



今回はざっくりと全てのタイプに当てはまる練習方法を紹介します。

独立した指運動




如何でしょう??


これを弾く時のポイントですが、

これは、薬・小指をバラバラに動かせる様になる為のトレーニングです。



なのでTABの最初1f・2fは人・中で弾き、

そのまま押さえっぱなしの状態で3f(薬)・4f(小)を弾きます。



5小節目からの1弦から4弦に戻ってくるときも同様で、

1f・2fを押さえっぱなしの状態で4f・3fを弾きます。




この時、力が加わったり手の甲に痛みが出たりする時にはやめましょう(笑)

腱鞘炎になったり、手が壊れます。




また、1234fで少し大変だな。

と思う時は、少しポジションを上げて、

3456fくらいから始めてもいいですね。



最初は、中指が離れてしまったりしやすいのですが、

ゆっくりと丁寧に弾いていきましょう。



自分も大昔にウォーミングアップ代わりに楽器を弾く前に5分位やっていた練習方法なの

ですが、半年位やると見違える様に動く様になっていきます。




次回は更に突っ込んだ、

“指先の押さえる場所について”

題して

“指先って実は広い!!”

をお話をしていきたい。と思います。




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2017.05.01 | コメント(0) | 初心者ギタリスト

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