千葉県市川市のギターと作曲の音楽教室
SJRギタースクールです。
だんだんと寒くなってまいりました。
今日はポツポツと雨がふってきています。
ギターを外に持ち出した後は、ケースをよく拭きましょう。
ソフトケースは中のスポンジが水分を多く吸っていたりします。
晴れた日には外で干しておくと良いですよ。
さてさて、本日はドレミファソラシドの規則、第3弾ということで、b(フラット)編です。
b(フラット)の意味ですが、半音下げる。という事です。
ギターでいうと1フレット下げるということですね。(5f→4f)
フラットの付く順番も決まっています。
順番は、シ、ミ、ラ、レ、ソ、ド、ファ
ですね。
それではフラットが2つ付くと“ドレミファソラシド”の全音・半音関係はどうなるでしょうか?

上の段が、bがついていないドレミ~ですね。
下の段が、b2個ついたドレミです。
#のときと同様に全音・半音の関係が変わりましたね。
それでは、ドレミ~の規則性の、
全全半全全全半
にb2個の場合を当てはめてみましょう。
b2個の場合、どうやら、“シb”から初めてみると、上手くドレミの規則性に当てはまりますね。
b2個の場合、シbからドレミファソラシドが始まる。という事になります。
そして、この曲のKeyは、“Bb”という事ですね。
#と同様にbにもbが付く順番に規則性があります。
b×1・・・B
b×2・・・B, E
b×3・・・B, E, A
b×4・・・B, E, A, D
b×5・・・B, E, A, D, G
b×6・・・B, E, A, D, G, C
b×7・・・B, E, A, D, G, C, F
このようになります。
そして、曲のKeyですが、
一番最後についたbの1個手前がKeyになります。
例えば、b2個の場合、B, Eにつきます。1個手前なのでBbがその曲のKeyになります。
5個の場合、B, E, A, D, Gにつきますので、
最後から1個手前の、“Db”がKeyとなります。
セッション等で譜面を渡されて、
「んん、曲のKeyは何だ??」
となった場合等、是非譜面の最初を見てみてください。
その曲のKeyが分かりますし、その曲のメロディが
どこの音から始まるドレミで作られているかが分かります。
ちなみに、これを“固定ド”と呼びます。
楽器によっては、元々のKeyが違う楽器があります。
例えば、アルトサックス・・・Eb、テナーサックス・・・Bb、トランペット・・Bb等がありますね。
これらの楽器の人にドレミを吹いて。というと、Ebだったり、Bbだったりします。
その為、彼らに譜面を渡す際には、移調させた譜面を渡さないと大変なことになります。
上手いプレイヤーだと自分の中で変換して演奏をしてくれるのですが、
セッション、演奏を頼む際には気をつけましょう(笑)
SJRギタースクールでは、
作曲・編曲に役立つ音楽理論の基礎からのレッスンも行っております。
ご質問・お問い合わせはこちらから
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2014.10.31
| コメント(0) | 初心者作曲
千葉県市川市のギターと作曲の音楽教室
SJRギタースクールです。
本日は、作曲に役立つ音楽理論講座
「ドレミファソラシドの規則性」の第2弾です。
前回の話では、ドレミファソラシドには半音と全音が混ざっていて規則制がある。
ドレミファソラシドは、全-全-半-全-全-全-半
という規則制があるということでした。
そこで、ある音に、#(シャープ)、b(フラット)が付くとどうなるでしょう。
規則性が変わってきてしまいますね。
では、#(シャープ)1個、ファの音に付くとどうなるでしょう??
ド-(全)-レ-(全)-ミ-(全)-ファ#-(半)-ソ-(全)-ラ-(全)-シ-(半)-ド
すると、、
全、全、全、半、全、全、半となりますね。
普通のドレミファソラシドと規則性が変わってきました。
普通のドレミファソ~の時と比べて見ましょうか。
通常・・・・・・・・・全全半全全全半
#1個の場合・・全全全半全全半
いかがでしょう?
7個の音の中の規則性が“ずれている”のが分かりますでしょうか?
通常のドレミは全全半~と続くのがドレミファソラシドの規則性なのですが、
#1個付いたら、全全半~の規則性が始まるのが5番目の音からという事となりますね。
5番目から数えてみると全全半全全全半
と通常のドレミと同じになる事が分かると思います。
そうです。5番目の音というのは”ソ”(G)の音です。
なので、シャープが1個ついた場合には、
Gの音から始まるドレミファソラシド=G majorscale
となります。
また譜面の最初の左端にシャープが1個付いている場合には、
この曲では”ファ”の音にシャープを付けてくださいね。
という意味なので、Gmajor scale で弾いてくださいね。
という意味でもあるのです。
では、2個付いているとき、3個ついているときの早見表ですが、
一番右側についているシャープの音の半音上がその曲のKeyになります。
例えば2個付くときは、”ファ”と“ド”につきます。
一番右が“ド#”になっているので、その半音上は・・・・・レ(D)の音ですね。
この場合にはDmajor となります。
3個の場合、、ファ・ド・ソにつきます。
ソ#の半音上、、、、ラ(A)ですね。
この場合にはAmajorとなります。
下にまとめてみると
・1個(ファ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・Gmajor
・2個(ファ・ド)・・・・・・・・・・・・・・・・Dmajor
・3個(ファ・ド・ソ)・・・・・・・・・・・・・Amajor
・4個(ファ・ド・ソ・レ)・・・・・・・・・・・Emajor
・5個(ファ・ド・ソ・レ・ラ)・・・・・・・・Bmajor
・6個(ファ・ド・ソ・レ・ラ・ミ)・・・・・・F#major
・7個(ファ・ド・ソ・レ・ラ・ミ・シ)・・・C#major
となります。
ギターの場合には、ポジションを形で覚えて横にずらすと良いですね。
他の楽器では中々そうもいかないですが。
お分かりいただけたでしょうか。
今回のまとめは、
「譜面の最初についている、一番右側の#の半音上がその曲のKeyになる。」
です。
次回はb(フラット)編です。
SJRギタースクールでは
ギターの演奏技術以外にも、作曲に役立つ為の
音楽理論も基礎からレッスンいたします。
2014.10.30
| コメント(0) | 初心者作曲
千葉県市川市のギターと作曲の音楽教室
SJRギタースクールです。
さてさて、昨日のセッションの話に近いですが、
今日はのお話です。
昨日の「セッション~~」の話では譜面を渡される場合もある。
との事でしたが、譜面をある程度読める力を持っておいて損はありません。
その譜面ですが、一般的にはTAB譜ではなく五線譜が使われます。
そこに記載してあるのが、「ドレミファ~」です。
この「ドレミファソラシド」ですが、
今ある西洋音楽のほとんどがこの「ドレミファ~」で作られています。
※一部の現代音楽を除いて。
このドレミですが、
ある一定の規則性があります。
それは、全音、半音の組み合わせで作られている。
ということです。
ドとレ・・全音
レとミ・・全音
ミとファ・半音
ファとソ・全音
ソとラ・・全音
ラとシ・・全音
シとド・・半音
この 「全・全・半・全・全・全・半」
がドレミファソラシドの規則です。
ほとんどの人が小さい頃より、知らず知らずに耳に馴染んでいるでしょう。
TVを見て、流れている曲、街中を歩いても、お店に入っても、スーパーの生鮮食品売場でも。
いたるところに溢れています。
ある意味、洗脳に近いですね(笑)
逆にドレミ以外の音楽ってあるの?っていう位
耳に馴染んでいますね。
まずは、この全音・半音の組み合わせのドレミを理解することが、
今の、音楽理論を知る為の第一歩でしょう。
SJRギタースクールでの音楽理論講座は
「ドレミ~の理解」からスタートします。
2014.10.28
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千葉県市川市のギターと作曲の音楽教室
SJRギタースクールです。
本日の市川は風が少しありますが、
すごく良い天気です。
この位の時期がずっと続いてくれると良いですね(笑)
さてさて、本日はセッション入門です。
「えっ!セッションって何??」
っていうところですが、
他の人と初めて会ったときに、
「自分はこんなギターを弾きますよ。」
っていう、いわばミュージシャン同士の音楽での挨拶な様な物です。
現場では大抵、ある曲、コード進行があって、それに沿った上で大まかなルールだけを決めて
その場で演奏をしていきます。
おおまかなルールとは、
基本的な曲のテンポ、キー、イントロ、エンディング、テーマを弾く人(メロディを誰が弾くか。)ソロの順番。
等です。
じゃー、どうやって曲を決めるのかですが、
大抵は誰かが
「この曲やろうよ。」
なんていう風に譜面を各メンバーに渡す場合があります。
あとは、「ブルースやろうよ。Keyは何にする?」
なんていうことも。
その他には「○○(曲名)やろうよ。」
なんて、何処のセッションでも演奏されるようなスタンダード曲を提案される場合もあります。
そこで、「えー、分からない??」
なんてなると一緒に演奏もできないですし、
仮に一緒に演奏をしても他の方に迷惑をかけてしまいます。
では、どうすればよいでしょうか?
1、渡された譜面を読める力をつける。
2、ブルースのコード進行を覚える。
3、自分の持ち曲を提案する。
この3つが必要でしょうか。
1ですが、ギタリストはTAB譜という物で最初はギターを弾きますが、他の楽器の方にはTAB譜は通用しません。
他楽器の方と一緒に演奏する場合には、五線譜を読める様になると良いでしょう。
2、これがまず最初にできる事でしょうか。まずは、3コードブルースのコード進行を覚えてしまいましょう。
そして、5弦ルートで始まるからの3コードのパターンと6弦ルートで始まる3コードのパターンを覚えるのが良いですね。
できれば12Key全てで弾ける様にしましょう。(実際よくやるのはギター同士だとC・G・A・E・D、他の楽器が入ると、Eb、Bb、F、なんかが多いですね。)
3、これは自分から率先して曲を提案して、セッションマスターになることです。自分の持ち曲であれば事前にテーマ、コード進行等練習しておけますからね(笑)但し、練習通りに進行するかは、分かりませんが。
次回はより具体的にそれぞれの中身のお話になります。
あっ、セッションでやってはいけない事が幾つかあります。
それは、ソロを弾きすぎない事と、練習の場所ではない。という事です。
セッションの場所では、他の方と音楽を一緒に演奏する場所です。
決して練習の場ではない。という事を忘れない様にしましょう。
そして、他の楽器の方の演奏を聞きながら
良いコミュニケーションをとっていきましょう。
SJRギタースクールでは
ギターの上達、作曲にも繋がる
アドリヴについてのレッスンも行っています。
2014.10.28
| コメント(0) | 初心者ギタリスト
千葉県市川市のギターと作曲の音楽教室
SJRギタースクールです。
最近は過ごしやすい日々が続いています。
ギターにとっても湿度もなく、丁度良い気候でしょうね(笑)
という事で、今日はギターの保管・メンテについてです。
皆さん、ギターの保管ってどの様にされていますか?
ご存知の通り、エレキギター・アコースティックギター共に、木で出来ているため、湿度/温度には敏感です。
一般的にギターにとって一番良い温度・湿度は、
温度22度、湿度40%~50%といわれています。
アコースティックギターの有名ブランドのマーチン社の工場では、
常時、湿度40パーセントで保管されています。
とはいっても、中々この日本で年中そんな環境を作るのが難しいですよね。
ではどうすればよいのか?
一つの方法として、自分で温度・湿度を管理する。という方法です。
湿度系で管理しながら、湿度が低い場合には加湿器を入れたり、
逆に高い場合には除湿機を入れてあげることも有効です。
しかし、中々これも難しいですよね。
除湿機・加湿器を一年中回し続けるというのも、エコでもないですし、
外出する時、旅行で2、3日家を空ける時、も常に回し続けるのは、なんだか無理がありそうですね。
(ギター専用の部屋とかある人なら問題ないでしょうが(笑))
そこで、今では色々と湿度・保管の為のグッズが販売されています。
まずは、簡単なところで
・湿度調整剤

というものがあります。これは、勝手に適正な湿度に保ってくれます。
使い方は、ギターと一緒にケースに入れておくと、勝手に湿度を調整してくれるというものです。
一般的に湿度の状態で、どんな症状がギターに起きるかというと、
【湿度が高い】・・・金属パーツのサビ、ネックのそり、TOPが膨らむ。
【湿度が低い】・・・ブリッジが割れる。クラックがでる。ひび割れがでる。
こんな症状が出てきます。
しかし、これはほとんどのケースがギターをホッタラカシにしてケースの中に入れっ放して数ヶ月または数年間、弾かない。
で起きる症状です。
毎日、ギターを弾いてあげれば、まずそんなに起こる事はないでしょう。
やはりギターは弾いてあげるのが一番のメンテナンスでしょう。その際に音の変化、ギターの状態等をチェックをしてあげると良いですね。
あとは弾き終わったあとにはクロスで拭いてあげましょう。
・ギタークロス

手汗や指紋などをふき取る為のものです。
色々種類があって、クロスにシリコン(艶出しの為)が含まれているものもあったりします。が、
高級ギターに使われているラッカー塗装のギターの場合にはボディを変色させてしまう恐れがあると言われています。
自分はガンガン使っていたのですが、なんともなかったです(笑)
気になる人はやめておきましょう。
ちなみに今は、ノンケミカルのクロスを使用しています。(写真のやつです。)
また、人によっては眼鏡拭きで代用する人もいますね。
SJRギタースクールでは、そんな皆様のギターメンテナンスについても
アドバイスいたします。
現在、無料体験レッスン実施中!
(※完全事前予約制)
気になる方お気軽にご連絡ください。
皆さん、大切な楽器どうされていますか?
2014.10.27
| コメント(0) | 初心者ギタリスト
千葉県市川市のギターと作曲の音楽教室
SJRギタースクールです。
今日はいい天気ですね。
気持ちがいい秋晴れです。
先日、アコギを習われている生徒さんが今取り組んでいる曲
「カントリーロード」
という曲があります。
使用しているコードが少ない曲です。
やはり、名曲にはコードもメロディもシンプルな曲が多いですね。
耳に馴染みやすいというのでしょうか。
コードの数が増えて色々と手を加えれば加えるほど
曲が複雑になってくるのでしょう。
料理に似ていますね。
素材の味(メロディ・コード)を大切にしながら調味料を加えていく。
調味料を入れすぎる(コードを変えたり、複雑にしてみたり)だと元々の素材の味(元のメロディ)がおかしくなる。
音楽とは奥深いものです。
2014.10.25
| コメント(0) | 日々のレッスン
千葉県市川市のギターと作曲の音楽教室
SJRギタースクールです。
本日も雨。いやな天気がつづきますね。
こんな日はギターを弾くのに限ります。(笑)
本日は、オクターブ奏法の名手
ウエス・モンゴメリさんの紹介です。
彼は1923年にアメリカで生まれて、ギターを始めたのは20歳の頃から。
そして1968年に45歳で亡くなられています。
彼の特徴はオクターブ奏法と親指ピッキング。
今では一般的に誰もが使いますが、このオクターブ奏法
当時は画期的だったそうです。
オクターブ奏法とは、例えば
「6弦の3フレットと4弦の5フレット」とか
「5弦の5フレットと3弦の7フレット」を同時に鳴らします。
そうですね、パワーコードの真ん中を飛ばしたやつ。
と思ってもらえると良いですね。
この時に真ん中の弦は人差し指で軽く触ってミュートをしておきます。

指の使い方は、低音弦(5弦の5フレット)と人差し指、高音弦(3弦の7フレット)を小指もしくは薬指で押さえます。
ちょうど1オクターブの音がでますね。
また、2オクターブ奏法なんていうのもあります。
こんな感じです。

ちょうど、6弦、3弦、1弦を使います。
画像ですと、6弦の10フレットを薬指。3弦の7フレットを人差し指、1弦10フレットを小指。
レの音(D)の2オクターブです。
当時は、今みたいにYoutube、などなかったので、音を聞いて
「なんだ!!この音は、どうやってるんだ!」
となったらしいです。
実際、ライブ等で本人を目の当たりにして、奏法を知ったそうです。
(パットメセニー談)
後は彼の特徴は親指で弾くという所も特徴です。
指で弾いているからか、どこか暖かい音がします。
2:23秒ころからオクターブ奏法やります。
映像でもゆる~くはじまり、途中でピアニストと何か話してますね。
また、コードに対しての9thの響きを多用してるのもウェスの特徴ですね。
個人的には、ギターの深い音色に9thの響きが明るく感じられます。
当時の人種差別があったアメリカの時代背景を考えてみて
こうして、白人ミュージシャンと楽しく演奏をして、素晴らしい音楽を残しているという事は、
ミュージシャン・音楽に人種、肌の色等は関係ないという事を証明していますね。
SJRギタースクールでも
年齢・性別・人種をこえて純粋に音楽を楽しめる場所を目指しています。
やはり、音楽は素晴らしいですね。
2014.10.23
| コメント(0) | スーパーギタリスト列伝
千葉県市川市のギターと作曲の音楽教室
SJRギタースクールです。
いやー、今日の市川も雨が降っていますね。
昨日より風があります。
こんな日は、家でギターを弾くのが一番ですね(笑)
さてさて、今日はアコギ初心者に贈る初めてのコードの押さえ方についてです。
アコギで単音のフレーズを弾く場合は指1本で弦を押さえるのですが、
コードになると、指が2本・3本、4本と押さえる指が増えていきます。
それと同時に押さえ方も難しくなってきます。
特に初めてコードを覚えるときは
「えーっ! こんなの押さえられないよ!」
とか思ったりします。
コードの覚え方ですが、まずは、「パワーコード」というコードで指を慣らしましょう。
ひたすらパワーコードです。
この押さえ方は、エレキでは特に押さえる頻度は高いのですが、
もちろん、アコギでも押さえますし使います。
パワーコードである程度、複数の弦を押さえることになれておくと
セーハコードや他のオープンコードが割と弾ける様になります。
要は指が複数の弦を押さえることに慣れるのですね。
それでは、パワーコードってなに??
という事ですが、弦を2本、もしくは3本使ったコードで、
“ルート音と5度の音”のみで弾くコードです。
例えばGのパワーコードですと、
6弦の3f、5弦の、4弦の5fを押さえます。
(6弦からルート、5弦は5度の音、4弦もルート)
まずこの指の形を覚えましょう。
SJRギタースクールでは、
エレキの方だけではなく、アコギの方にもパワーコードを覚えてもらいます。
2014.10.22
| コメント(0) | 初心者ギタリスト
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