千葉県市川市のギター/ウクレレと作曲の音楽教室
SJRギタースクールでございます。
昨日のレッスンでは、“石垣島”に行ってきた!
という生徒さんより、お土産に“ちんすこう”を頂きました。

ハイ。ジャスミン茶と共にバリバリ食べながら、この記事書いてます(笑)
※塩気が美味しい!!
さてさて、今回はアレンジでの曲の構成について、
のお話をしてみたいと思います。
曲を構成するセクションについてよく言われている事があります。
1)歌物の曲では、大抵、Aメロ・Bメロ・サビ等の組み合わせで曲が成り立っている。
2)それぞれのセクションは、「4小節や8小節、16小節などの4の倍数の小節数で成り立っている」
なんていうお話がよくあります。
ポイントはこの2)ですね。
実際にも4の倍数でひとつのセクションが出来ている曲はたくさんありますね。
しかし、ここ最近の流行!?というのでしょうか。
ポップス・ロック等では、一つのセクションが、
6小節、5小節、7小節なんていう作り方をしている曲も多くなってきています。
この4の倍数と、奇数小節の違いは一体なんなんでしょう?
一般的な感覚でいうと、4の倍数の小節が落ち着いて聞く事ができるのですが、
奇数小節の場合、
”んん!?アレ!?”
なんていう、聞いている人を良い意味で、
“裏切る”展開をする事ができます。
ここがポイントですね。
セクションの区切りが、奇数小節で組み立てる事によって、
より、それぞれのセクションを“明確にする”という事ができます
ここだ!?
というセクションを奇数小節にアレンジをしてみても面白いですね。
また、元々4小節で作っていたメロディ/コードもセクション移り変わり部分で
2小節を足したりしてみても面白いでしょう!
是非、自身の曲を作った際には、一度試してみて下さい。
きっと新しい発見ができる事でしょう。
SJRギタースクールでは、
既存曲の分析も行っております。
現在、ギター/ウクレレ/サックス
無料体験レッスン実施中!
http://www,sjr-guitar.com
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2015.06.28
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千葉県市川市のギター/ウクレレと作曲の音楽教室
SJRギタースクールでございます。
ここ数日、ヘッドフォンでJ-POP(J-ROCK!?)1曲を6時間位、
延々とループして聞いてます。
曲の構成やら、コード付け、はたまたアレンジ/ミックスの仕方など、
色々と発見があって面白いですね。来週の頭くらいまでこの状況続きそうです。
耳が疲れますが(笑)。。面白い!
さてさて、前回は“録音について”のお話でした。
今回は第2弾ギターの録音についてです。
冒頭でも、最近1曲を延々と聞いている。
というお話だったのですが、1曲の内、ギターってどの程度入っているのでしょう??
最近聞いていた曲は、
そんなにギターが目立っている曲ではないのですが、
1曲の内に“5本”ギターが重なっていました。
内訳はこんな感じです。
1)エレキギター(ディストーション)
(楽曲全体通して鳴っている)
2)エレキギター(クランチ)
(2コーラス目から歌の合間に入っている)
3)エレキギター(空間系)
(イントロ、サビ終わりの間奏部分を演出する為に鳴っている)
4)エレキギター(アルペジオ)
(Bメロからサビに掛けて音に広がりを持たせる為になっている)
5)アコギ
(基本的にコードバッキングを初めから最後まで弾いている)
この曲でのギターの用途は、
1)のディストーションでは、“メインのリフ”、“パワーコード”で歌物の後ろで白玉系で“ジャーン!”と弾いてます。
2)のクランチは歌の合間のメロディ通称:“オブリ”を弾いてます。
3)の空間系では“トレモロ”等のエフェクトを掛けて、雰囲気作りに徹しています。
4)アルペジオでは、サビ部分で音を広げる為に、弾いています。
5)アコギはリズムを刻みながら、エレキには出来ない生音特有の雰囲気を出しています。
実は1曲の中にギターって場面に合わせて色々と重ねて弾いていたりするんですね。
もちろんDr、Bass、Gt、歌の4人編成のバンドなどでも
実際に一人しかギタリストがいないのに
録音時は何本も重ねたりしていますね。
特に同じフレーズで厚みを出す場合等、
“ダブル”といって同じ事を2回録音して、左右にパンを振ったりします。
これは、基本的には同じフレーズなのですが、
どんなに上手いギタリストでも
全く同じにはならない(微妙なタイミングや音色が違う)ので、
厚みを出す事ができます。
しかし、ただ音を重ねればよい!という訳ではありません。
あまり重ねすぎると、ライブでは再現不能!!
という事態になってしまいます。
自分が好きな音楽を聴くときにギターが何本重なっているか?
良く聞いてみると面白いですよ。
実は結構、重なっていたりするものですよ。
SJRギタースクールでは、
楽曲の状況に応じた、演奏テクニックを学んでいきます。
現在、ギター/ウクレレ/サックス
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2015.06.14
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千葉県市川市のギターと作曲の音楽教室
SJRギタースクールです。
今年も残りわずかですね。
っと、その前にクリスマスがありますね。
先日、TVを見てたら、フィンランドからサンタさんが飛行機に乗って来日してました。
イベント出演で来日したらしいです。
割と普通のおじさんでした(笑)
さてさて、本日は、「アレンジ講座第7弾 ~リハモテクニック~」
という事で“リハモ”についてお話したいと思います。
この“リハモ”って一体なんでしょう。。
“リ・ハーモニゼーション”
という言葉を略したものです。
そして今回は“リ・ハーモニゼーション”略してリハモの使い方となります。
まず、このリハモの効能ですが、
ざっくり言うと、
コードを変えて曲の雰囲気を変えることができます。
それにより、シンプルなコード進行の曲を複雑に、また複雑なものをシンプルにする事ができます。
色々な音楽ジャンルには、コード進行の特徴があります。
例えば、ロックであれば割りとシンプルなコード進行
ポップスであれば、4和音を入れたりしてちょっとお洒落に。
クラブ系(EDM含)であれば、短いコード進行をループさせる。
ジャズであれば、4和音でⅡ-Ⅴ進行を沢山使ったり。
等‥です。
色々な手法があるのですが、今回はまず基本部分です。
ではいってみましょう!
先日の第6弾にてお話したとおり
コードには3種類の機能がありますね。
T・・・・・安定しているコード
SD・・・・中途半端なコード
D・・・・・不安定なコード
の3種類です。
そしてリハモの基礎は、これらを使ってハーモニーを変えるテクニックです。
例えば、

こんな感じです。
上下の譜面のコードを見てみましょう、
違う箇所がありますね。
・1小節目の3拍目にEmが入っています。
・2小節目にCの代わりにEmが入っています。
・3小節目にFの代わりにDmが入っています。
どうでしょう。
これがリハモテクニックです。
では、どうやってこのコードを選んだのでしょう???
それは、前回、“コードの機能”をお話した時に出てきた
トニック/サブドミナント/ドミナント
の3種類のコードの機能から
同じ機能を持つコードを選んだのです。
おさらいとして、コードの機能はこれですね。

如何でしょう??
コードによって、メロディの印象が変わります。
今回お話したのはリハモテクニックのほんの1部です。
まだまだ、色々なリハモテクニックの応用技があります。
自分で曲を作った後、
「どうもコードがしっくりこないんだよなぁ」
なんて時に試してみると良いでしょう。
リハモを使えば、コードを複雑にする事もできますし、
逆に簡単にする事もできます。
聞く相手、音楽スタイル等‥・
状況に合わせて使い分けると良いでしょう。
あっ、幼稚園児には、3コード位のシンプルの方が受けは良いみたいです(笑)
聞く人の年齢も重要ですね(笑)
SJRギタースクールは
ギタリスト以上に
ミュージシャンとしての基礎知識
を学ぶ場所です!
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2014.12.23
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