機材レビュー「Eleven Rackとプロツールス10/11」
千葉県市川市のギターと作曲の音楽教室
SJRギタースクールです。
お正月、みなさんギター弾いていますか??
長期間のお休みで目一杯、音楽しましょう!!
この時期は楽器屋さんで福袋、初売り等をやっているお店もありますね。
弦、ピック、オイル関係、消耗品を買って置く事も良いと思います(笑)
さてさて、今回も機材レビューです。
今回は、AVID社の“ELEVENRACK”です。
宅録でプロツールスを使っている方にとっては馴染みのある製品ではないでしょうか?
これから、プロツールスに乗り換え、プロツールスでギター録音!
そんな方にはうってつけの1品です。
まず、“イレブンラック”ですが、こんな形のものです。
上が表面で、下が裏面です。
ラックタイプのアンプシュミレーターですね。
また、プロツールス10/11がバンドルされています。
まず、これで何ができるのか??
というと、多彩なアンプの種類の音色が入っています。
Fender、Vox、Marshall、Soldano、Mesa/Boogie......
また、Expansion Packをインストールすると、
Bogner Celestion Fender、Marshall、Matchless Rolandの往年の名アンプたちの音色も加わります。
但し、音色については、本物ではないので(あくまでも、エミュレートした音)
音が違う!!なんていってはいけません(笑)
実際は、自分の求めている音に近づける為の幅が広がった。
と思うのが一番いいですね。
また、それに加えてエフェクト類も歪み~空間系・モジュレーション系、EQ、コンプ等々
多数入っています。
一番の実践的な部分は、PCを持っていれば、プロツールスをインストールして、
オーディオインターフェイスになる。という事です。
要は自宅録音ができるという事ですね。
また、PC上の画面はこの様になります。
プロツールスで使う場合には、
イレブン本体のつまみを回す事よりも、PC画面を見ながら、アンプ・エフェクターの音色を決めていきます。
プリセット群も多数あるので、好みの音色を選んだ上で調整していく。
という方法が使いやすいですね。
基本的にプリセット音色は、
何処のメーカーも大げさ、派手なセッティングになっている場合が多いです(笑)
イレブンの場合にはクリーン系のプリセットが数少ないです。
また、ギンギンに歪ませる音色よりも、割とクランチ気味の音が多数入っています。
驚くべきは、実際のアンプを弾いている様な、ピッキングのニュアンスも反映します。
よりアンプからの音を録音した!という感じに近いですね。
そして、一番使える!!と思った機能が、
リアンプです。
要は録音するときに、素の音(アンプ、エフェクターを通していないダイレクト音)とアンプ/エフェクターを通した音
の2種類を同時に録音ができます。
その後、音色を変えよう。と思った場合、
素の音が録音されているので、それに別のアンプ/エフェクターを通して録音をしなおす事が出来るんですね。
これは、非常に便利です。
アンプ/エフェクターを通して録音した場合、もう一度音色を変えたい。となった場合はもう一回弾かないといけません。
その手間がなくなるんですね。
これも、非常に便利な機能です!
また、スタンドアローンとしても、もちろん使う事ができます。
ライブ会場・スタジオに持っていき、イレブンで音色を作り、会場においてあるアンプをキャビネット代わりに使う事ができま
す。要はイレブンの中に入っているマーシャルのアンプを使い、スタジオのローランドのアンプでマーシャルの音!?として
鳴らす事ができるのです。
じっくり、自宅で音色を作りその音を外会場で使う。
そんな使い方もできます。
色々と出ているアンプシュミレーターですが、
この価格帯では良い音がしますね。
特にプロツールスを使っている方には
おススメの1品です。
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2015.01.03 | コメント(0) | 機材インプレッション
